秘密基地みたいだ! (『たんぽぽのふね』 まるやまあやこ著)
6月 18th, 2009
たんぽぽのふね

「わたげはどこへ行くのか」と、主人公はイヌと旅に出ます。どんぐりとたんぽぽのわたげで気球を作って。
飛んで落ちて、今度は仲間ができます。ノアの方舟みたいなどでかい船を作ります。青い空に白い綿毛で作った船が浮かぶと雲みたいです。
ユニークなのは、客観視点のみでお話が進まずに、主観ビューというか、スケッチブックに主人公の女の子が「設計図」を描くシーンを挟む点です。設計図と、実際に作る過程と、出来上がった物を比較できるのが面白いです。
大きな方のたんぽぽのふねを作る時には、コアラがまじめに働いていたり、ひょうがひねるしていたり、蜘蛛が船底にネットを張ってあげていたり、よくよく見るとヒヨコが働いていたりと、ウォーリーを探せ的な面白さも楽しみました。
出来上がった空飛ぶ船の中は、秘密基地みたいでした。近所の空き地は減ってしまったかもしれないけど、まだまだ探せば秘密基地はあるんだなぁ。
たんぽぽのふね
まるやま あやこ

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