区別と差別の混同を防ぐための、3つのこと。
5月 24th, 2009
防ごうとしてもなかなか問題を根絶できないのが差別だと思う。
- 区別しているつもりで差別してしまっているかもしれないと意識すること。
- 当事者から、「不当な扱いだ」と言ってもらえる関係を作ること。
- AとBの違いを判断する時に(区別する時に)、主語を大きくしすぎないこと。
差別と区別は紙一重
そのボーダーラインは非常に曖昧なものであり、主観的なもの
差別と区別
辞書的な意味なら、差別と区別は別のものです。
取り扱いに差をつけること。特に、他よりも不当に低く取り扱うこと。「性別によって―しない」「人種―」
Yahoo!辞書 – さ‐べつ【差別】
[名](スル)あるものと他のものとが違っていると判断して分けること。また、その違い。「善悪の―」「公私を―する」
Yahoo!辞書 – く‐べつ【区別】
AとBは違う。これが区別。
取り扱いに不当な差をつけること。これが差別。
でも、「間接差別」なんて言葉もあるくらいだから、差別の問題は根深いですね。
男は力仕事をするべきで、女は力仕事をするべきでない
これは差別か区別か
実は、差別かどうかというのは、なぜそうなるのかという要因で判断しないといけない
その要因が理解できないと、差別と受け止められやすくなる
差別と区別
- 男と女は違う。
- 力仕事には向いている人と向いていない人がいる。
でも、性別を理由に力仕事の向き不向きを決めるのは、「不当な扱い」になるかもしれない。例えば、宅配便のドライバーにも女性はいるし、介護職や看護師にも女性はいる。この方達は、仕事として力仕事もこなされているはず。荷物の運搬や、ケアする相手の介助、ベッドからストレッチャーへの移動など。この方達が仕事に適性があるのに、「女性だから力仕事はしないで」と伝えたら、それは区別ではなく差別になると僕は思う。
匿名氏さんの問いに戻ると、区別したつもりで差別になっている可能性があると僕は考える。区別する理由(匿名氏さんが言うところの要因)にも問題はあるかもしれないけれど、「男は~」「女は~」と、主語が大きくなりすぎると問題が起きやすいのでは無いだろうか。
女性にも、アスリートもいれば妊婦さんもいます。男性にもガテン系の人もいれば、持病のある人もいます。十把一絡げにすると話が分かりにくくなります。多分、匿名氏さんは差別したい人ではないのだと思う。差別と区別の線引きを、ご自身の中で把握できるといいですね。
カテゴリー: 匿名ダイアリー言及










